好奇心から始まる1日
新奇なものを好む心、と書いて好奇心。新しいものや、珍しいものにワクワクできる素直な気持ちは、仕事において全ての原動力となります。
当社はあらゆる商品が持ち込まれる総合買取や、何ヶ月も先の景品を発注していくアミューズなど、世の中で流行っている情報も広くアンテナを伸ばす必要がありますし、何よりも目に見えないお客様の心を探ることが必須な仕事です。
その全ての仕事の始まりは「知りたい」「挑戦してみたい」「気になる」そんな気持ちで、好奇心にまさる武器はありません。
マニュアルが店を育てるわけではありません、あなたの好奇心が店を育てるのです。
変化し進化し続ける店創り
流行の移ろいは激しく、ポッと産まれてはすぐに消えていく商売も珍しくありません。その中で万SAI堂が長年店舗を続けて来られたのも、店を愛してくれる大勢のお客様に恵まれたからです。
ただ、我々もお客様からの愛情に甘えてきたわけではありません。今日来てくれたお客様が、明日も来て新鮮な驚きと、日常の中で感じるちょっとした豊かさを持ち帰れるように店を変化させ続けてきました。
そのため従業員に何よりも求められる能力は、「変化対応力」です。常に売場に疑問をもち、アイデアをひねり出しては変化を加え、支持されなければ今日にも壊して、お客様の一歩先まで進化させていく。
必死になって、がむしゃらにお客様に向かってきたメンバーが、今の店を形作っています。
深く耕すという考え方
商売を人に伝えるとき、農に例えて語ることはよくあります。
「土壌」は考え方や会社風土、「水やり」は売場メンテやコミュニケーション、「種まき」は新企画の開発や人材の育成、「畑」は店舗や組織そのもの。
そのなかで「深く耕す」とは、店舗に来るお客様を五感を使って観察し、安易に横に畑を広げて利益を得るよりも、今提供しているサービスがお客様の真に求めるものに答えられているかを深く掘り下げていくこと。
仮説と検証を何度も現場で繰り返しては出来上がっていく。机上の数字や同業他社に惑わされずに進んできた、当社が大切にしている考え方の1つです。